3) 傾聴スキル

「傾聴スキル」とは、その名の通り耳を傾けて話を聴くスキルを言います。ここで大切なのは、どのような聴き方をすれば部下の可能性が拡がるかということです。コーチングの世界では話を聞く種類は3つあると考えています。1つめは口で訊く、耳で聞く、最後に心で聴くです。コーチングは最後の「心で聴く」を大切にしています。具体的には「部下のため」に話を聴くということです。そしてその時のあなたの役目は部下に対してアドバイスをすることではなく、部下自身が自分の答えをみつけやすくするサポートを傾聴を通して行うという事です。

耳で聞く、口で訊く

「耳で聞く」というのは、部下の話を音で聞いている状態をいいます。見た目は部下の話を聞いているように見えますが、実はあたまの中は別な事を考えている状態をいいます。また、「口で訊く」状態とは、耳で聞いて口も開いてたくさん質問を投げかける状態をいいます。その質問は本当に部下の中の可能性を引き出す質問なのでしょうか? もし、あなたのその質問が部下の話と関係のないものだったとしたら、それは「あなた自身のために話を聞いている」状態なのです。